ダイアンドモンドでは、現存する商品を売れるよう再設計、またはニーズやインサイトの分析を元にゼロから商品そのものを開発しております。
多くのお客様に継続的に受け入れられるには、商品自体に様々な要素が必要です。
① 美味しさ(品質)・独自性
② 打ち出し方法
③ 流通・配荷・陳列
④ 集客・セールス・再購入導線の設計
などの多くの要素を最適に設計して初めてお客様に受け入れていただけます。ダイアンドモンドでは「さかな組商店」を通じて日々、直接お客様の反応や声をいただけるため、その知見を活かした開発・選定・MDが可能です。
「美味しい」
≠
「売れる」
美味しいから売れるとは限りません。

弊社副社長の金子は3代続く現役の豊洲市場仲卸人でもあります。商品自体の目利き・流通や配荷のプロです。現場のプロ、分析・設計・計画のプロ、そして目利き・流通のプロが三位一体となり取り組むことで「売れる」を作ります。


「さかな組商店」でお会いするお客様からの反応やお声を開発に活かした実例です。

商品開発
【子持ち樺太ししゃも岩塩干し】
樺太ししゃもは多くの方に認知がある人気の水産品です。そのため、味(美味しさ)も想像できてしまいます。そこで、乾度を上げて旨味をさらに凝縮し、岩塩を使用して雑味をおさえました。購入いただいたお客様は、「いつものししゃも」がくっきりイメージにある分、違い(美味しさ)が際立って伝わります。

「売れる」を再設計
【骨抜きひとくち干しサンマ】
もともと中骨抜きのカット無し商品でしたが、ひとくち大サイズにカットを入れました。多くのお客様は、魚を食べる場面での調理や片付けにハードルを感じて魚食離れをします。『食べたい時に、食べたい量目で、フライパンで焼けてグリルを洗う必要も無く、食べきりで生ゴミも出ない。』カットすることで前述のハードルが低いことを打ち出し、ヒット商品になりました。

商品開発
【炙りさば照り焼き】
前述2品の要素に、さらに「見た目」「多くの方々に好まれる味付け」「場面提案」を加えて開発しました。商品自体の美味しさは前提として、誰にとっての便益かをはっきり感じられるよう開発しました。例えば親御様がお子様へ食べさせる場面(照焼味・骨抜き・電子レンジOK)、または一人暮らしの方への調理の簡便さ。現在、過去最大のヒット商品になっています。
「売れない」=「商品が良くない」ではありません。多くの場合、『知られていない』ことが要因です。まずは知っていただくために、配荷~陳列~セールスまでを整え「売れ筋」にした実例です。

MD(マーチャンダイジング)
【焼きオス樺太ししゃも】
オスの樺太ししゃもは、魚体の大 きさや脂のノリに、メスには無い 特徴があります。 丁寧にお客様へ説明することで、 人気商品になりました。

MD(マーチャンダイジング)
【サメ軟骨の梅肉和え】
いわゆる「梅水晶」と呼ばれる珍 味です。 なかなか出会える場が無いという ことで、探している方も多い商品 です。

MD(マーチャンダイジング)
【生造塩辛】
塩辛の好みは千差万別です。 そして、一定数、苦手な方も居ま す。そこで、食べやすさに特徴を持った塩辛をご提案してきました。 初めて塩辛を美味しいと思ったと いう声もいただきます。

MD(マーチャンダイジング)
【北海たこ足わさび】
ミズダコの足をスライスした贅沢なたこわさびです。タコのもちもち食感をしっかりお伝えすることでロングセラー品になりました。